ぎふしん 新春合同講演会2014

お久しぶりです。管理部の川岸です。 今回も,岐阜信用金庫・ぎふしん青年重役会 共催であります。 ぎふしん新春合同講演会 の報告をさせて頂きます。 ぎふしん講演会パンフ400 「日本経済の見通し」 ~アベノミクスの帰結は?~ というお題で始まった例年恒例の河野先生の講演ですが, 結論はよくわかりませんでした。 なんというか,先生も結論をはぐらかせて終わったという講演であったと感じました。 世界経済は・・・,日本経済は・・・,という話ばかりで,株式と為替についての話は一切なく,その点では非常に残念な講演でした。 まず,世界経済について, 先進国を中心に各国揃って,公的債務が膨れ上がってきている。加えて,デフレにより経済は低迷,となると自ずと低金利政策というスパイラルになっている。世界が日本に追随しているということになる。世界はどんどん悪くなっていくらしいです。先導役の日本は,1,000兆とも言われる公的債務を返済することができるのだろうか?それは,次の日本経済についてで,報告します。 昨年に引き続き,キーワードとなったのは,人口オーナス時代の到来(前回のブログ参照) 日本が人口オーナス時代に転換し始めたのは,1990年 = 日本バブル崩壊 中国が人口オーナス時代に転換し始めるのは,2015年 = 中国バブル崩壊??? 全世界的に,人口オーナス時代の到来が始まったようです。これはかなり大問題ですね。 人口オーナス時代を,メキシコなどからの移民によってカバーしてきたアメリカでも,そろそろ移民では賄えきれなくなってきている。つまり,メキシコでも人口オーナス時代の到来を迎え,アメリカへの移民(出稼ぎ)が減少し始めている。少子高齢化の方が,我々にはしっくりくる言葉でしょうが,この人口オーナスと同意だとすると,世界的に将来を案じてなりません。 次に,日本経済について, 下記表のアベノミクス4つのシナリオについて,結局,先生はどれだという結論は言われませんでした。生起確率40%の2のシナリオが大方の見方と思われますが, ぎふしん講演会18 実は,生起確率15%の3のシナリオを強調してるかのように私には思えました。黒田総裁の掲げるインフレ2%をはるかに超える5%以上を目指すことで,公的債務は減少するというシナリオ。怖いですね。返済せずして減少するというスキーム。 ぎふしん講演会20 イギリスの過去の政府債務の増減とそれに伴う消費者物価の変動からして,インフレによる公定債務の圧縮は可能であるということは間違いない。 ぎふしん講演会22 結果,3のシナリオはありえるということです。ハイパーインフレとは書いてありませんが,高インフレとは暗にハイパーインフレを指していて,金融抑圧とは,徳○令ならぬ預○封○もあり得るということです。最悪のシナリオですが。 安倍政権下でのアベノミクスの失敗は,この最悪のシナリオを誘発する可能性があります。そうならないために,なんとしても成功でなくても失敗に終わらないことを祈ります。 今後,消費増税が続きますが,アベノミクスの第4の矢,第5の矢という金融政策と財政政策が続くと言われました。与党である自民党は,引き続き,政権交代を避けるためにも継続し続けるでしょう。幸運を期待します。 それはそうと,ふと,考えてみると, インフレ2% + 消費増税第1弾3% + 消費増税第2弾2% = 10% 最低でも,資産が10%減るんですよね。100万円の貯金があったとしたら,90万円の価値になってしまうということです。 “インフレに強いものを持つ“が,テーマになりそうです。 よく言われる 銀行・証券・不動産株でしょうか? あと,巷で話題の サラリーマン大家さんはじめませんか? 個人的な株式相場のレンジは,日経平均で上値は19,000円,下値は14,000円,年末の終値は17,500円と予想します。 ので,昨年のような上がり調子の相場ではないので,株式相場で勝つということは至難の業だと思われます。 また,為替相場については,まったく興味がありませんので,予想はしません。 昨年に引き続き,某証券会社の支店長の予想は, 日経平均の上値は18,000円(本当は20,000円と言いたいが), 為替は115円になるのではということでした。 余談ですが, 中国の一人っ子政策の影響がこんなところに出ているそうです。 いわゆる産み分けをするにあたり,女子よりも男子という意識が強いみたいで, 女子100に対して,男子120を超えるという比率になっているそうです。 本来は,女子100に対して,男子105らしいですが,これは生態系上,男子は生後脆弱で, 成人時までに,結果100になるという自然の摂理というものが,昨今は医療の発達などにより,105のままになりつつあるところに,120ということが続くと,どうなるのか? この極端な歪みが,未来の世界人口崩壊につながるのかもしれません。