ぎふしん 新春合同講演会2015

お久しぶりです。管理部の川岸です。 今回も、岐阜信用金庫・ぎふしん青年重役会 共催であります ぎふしん新春合同講演会 の報告をさせて頂きます。 ぎふしん講演会パンフ_convert_20150126100240 「世界経済の見通し」 ~綻びが広がるアベノミクス~ というお題で始まった例年恒例の河野先生の講演ですが、 実は、今回で10回目だそうです。つまり10年連続の講演なんですね。 ちなみに、昨年のお題は、 「日本経済の見通し」 ~アベノミクスの帰結は?~ でした。 悪い意味での続編です。 今回のピックアップポイントを5つ上げたいと思います。 それについて、ご報告したいと思います。 ぎふしんP1_convert_20150129192321 拡大:原油価格下落の原因は2011年の新興国ブームの崩壊 1.原油価格について   中国経済の高成長と、米国の積極的な金融緩和に伴い、150ドルまで騰がり続けた原油価格は、その両方の終焉とともに大暴落となりました。今後、40ドル以下も予測されるのではないでしょうか。 p16.jpg 拡大:アベノミクスの誤算は? p17.jpg 拡大:なぜ輸出がグローバル・サイクルに連動しないのか? p18.jpg 拡大:実質輸出が増えないもう一つの要因は? p19.jpg 拡大:実質円安でも国内の生産能力が増えないのはなぜか? 2.日本経済の実際について   世界経済は改善されているにもかかわらず、大幅な円安になった2014ですが、実質輸出は回復されておらず、また、国内外での生産能力が低下し続けているそうです。   電機セクターにおいては、韓国・台湾に負けたことによる生産能力指数の低下。自動車セクターにおいては、震災、天災などによるサプライチェーンの問題解決により、汎用部品などを海外での現地調達に移行してしまっていることによる生産能力指数の停滞。しかしながら、円安による国内生産回帰は、国内での生産年齢人口の減少が進む中ではやらない方が無難だとも言われる。円高による海外進出が、円安の今では国内に戻るに戻れない状況でもあります。 p21.jpg 拡大:円安のメリットは大きいのか? 3.円安について   そもそも、円高より円安が良いのか?という疑問に、円高は必ずしも悪くないらしいです。円高恐怖症をやめよう!とまで言われる。確かに、円安による輸出が増えない中、円安、消費増税による国内購買力が低下しているのであれば、かえって、円高の方が良いのかもしれません。 p30.jpg 拡大:金融抑圧の副産物は? 4.国の借金1千兆円について   どうするのか?それには、インフレタックスと言われるもので、インフレにより目減りする価値を金融機関を通じて、最終的には預金者が負担をする。これにより公的債務が圧縮されるらしい。そして、実質マイナス金利を受け入れざるを得ないのは預金者ということになる。ただこれは、預金者の資金を海外への逃避へと促す。とは言え、昨今、どの国も金融抑圧的な政策が取られているように見え、資金のシフト先が見当たらない中、米国の引き締めは魅力的に映る。そして、インフレでの目減りを避けるため、投資へと資金は動くのだろう。株や不動産へと。 p36.jpg 拡大:日本経済見通し 5.日本経済の見通しについて   上記を踏まえ、また、今後の日本のGDP予測を考えると、楽観視できない数字に見えます。今年1年も一波乱二波乱ありそうな気がします。石橋をたたいて渡ることに越したことはありませんね。 以上となります。 個人的な株式相場のレンジですが、 日経平均で上値は20,000円、下値は15,500円、年末の終値は18,500円と予想します。昨年に続き、調整相場の中、適度なボラティリティがある中での株式相場で勝つということは至難の業だと思われます。 また、為替相場については、年末の終値は、122.00と予想します。これ以上の大幅な円安はないと思います。 ■昨年のおさらい■ 個人的な株式相場のレンジは、 日経平均で上値は19,000円、下値は14,000円、年末の終値は17,500円と予想します。 ので、昨年のような上がり調子の相場ではないので、株式相場で勝つということは至難の業だと思われます。 また、為替相場については、まったく興味がありませんので、予想はしません。 結果、日経平均 2014/12/30の終値 17,450.77 年初来高値:18,030.83(2014/12/8) 年初来安値:13,885.11(2014/4/11) アメリカ ドル / 日本 円 2014/12/31の終値 119.68 でした。