こんにちは! ビルメンテナンス事業部の加納です。
世界的な建築家の隈研吾さんはご存じですか?
東京にある『国立競技場』が代表作です。
今では、世界的建築家として名を馳せる隈研吾さんですが
1990年代のバブル崩壊で東京での仕事がなくなった時期があったそうです。
そんな時、高知県の梼原町より声が掛かり、木造建築の保存運動に取り組みました。
隈研吾さんはその梼原町で原点と言える『ゆすはら座』に出会い、
『雲の上のホテル』をはじめとして、『梼原総合庁舎』、
『雲の上のギャラリー』、『雲の上の図書館』等を手掛けました。
この東京での仕事がなかった10年間の経験から「仕事がないのは
一つのチャンス!仕事がない時こそじっくり試したり考えることができる」とお話されています。
さて、隈研吾さんの原点である『ゆすはら座』、『雲の上のギャラリー』、
『雲の上の図書館』が見たくて高知県まで行ってきました。
梼原町は高知市内から車で約2時間程の場所にあります。
まずは『ゆすはら座』を見学しました。ゆすはら座は高知県下で唯一の
木造の芝居小屋で梼原公民館として親しまれていました。
次に『雲の上の図書館』です。
隈研吾さんの特徴でもある木組みが素晴らしい建物です。
こんな図書館が近所にあったら毎日でも行きたいですね。
そして『雲の上のギャラリー』です。
雲の上のホテル(今は建替えのため更地)と雲の上の温泉・
プールを結ぶ橋で、隈研吾の小さなミュージアムも附属しています。
宿泊先は、隈研吾さんが手掛けた『マルシェ・ゆすはら』
(まちの駅ゆすはら)です。
外壁の一部に茅が用いられているのが印象的ですね。
最後に高知県は清流日本一の仁淀川が流れています。
仁淀ブルーと言われる神秘的な青い滝壺や渓谷等があります。
高知県に行った際には、寄ってみてはいかがでしょうか。
では、また!