こんにちは。経理部の渡邉です。
前回に続いて映画ネタです。
『ソーシャルネットワーク』
『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』や『ファイト・クラブ』、『セブン』などで知られるデヴィッド・フィンチャー監督が
facebook創設者、マーク・ザッカーバーグが、facebookを興すまでの誕生秘話を描いている青春群像劇です。
大ヒットしたので見た方も多いかもしれませんが、当時この映画に感化され独立した人も多かったと聞きます。
物語としては成功と引き換えに親友を失い、元恋人とも寄りを戻せなかったという話ですが、
失恋の傷みが青年起業家の動機付けなのが実に人間的でおもしろいところです。
また、途中でビジネスを持ち掛けてくるショーン(ジャスティンティンバーレイク)の「こういう人いるよな」感や
友人とビジネスを行っていく難しさ(自分の知らないところで物事が進む、持ち株割合を希薄化するよう罠にはめられた友人と訴訟になる)など、
ビジネス面においても様々な示唆が含まれています。
劇中では広告戦略を早めに仕組んでいこうとして広告主に営業をかける友人と、
「クールじゃない」から広告はまだ時期尚早だという主人公の差が重要な分岐点とされてます。
こういった差が成功の明暗を分けていくのだと思います。
物語は紆余曲折ありますが、勇気をもらえる映画だと思いますので、ぜひ鑑賞してみてください。
それではまた。